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膀胱鏡検査の痛みってどうなの?血尿体験談を男性諸兄に伝えたい!

      2018/02/20

 
膀胱と腎臓 私、ひと月前くらいから血尿が出ております。それもなぜか朝だけ。

数えてみるとその回数は、1~2日おきに全部で6日に及びました。

ただ、特にこれといった原因も思い当たらず、排尿時の痛みなどの自覚症状もありません。

とは言ってもさすがに血尿となると放置する勇気もなく、2回目の血尿が出た時点で泌尿器科にすっ飛んで行き診察を受けたのでした。

原因を特定すべく、診察室で行える比較的簡単な検査は様々受けたものの、その原因は分かりません。

そこで次なる段階として、本格的な検査を行うことになり、まずは腰から下のCT検査

その検査で腎臓の輪切り画像を撮影し、腎臓に異常はなさそうだというところまでは分りました。

そうなると次なる要確認部位は、膀胱と尿道

そしてついに病院の先生から告げられたのが、膀胱鏡検査(膀胱内視鏡検査)の実施でした!!

尿管からカメラ付きケーブルを挿入して膀胱を撮影する恐怖の検査です(汗・汗・汗)

自覚症状のない血尿には大きな病気が潜んでいることもあるということで、私に選択の余地はありません。医師に促されるまま膀胱鏡検査の予約を入れることに・・・

そしてこのほど、2週間ほどの順番待ちの末、膀胱鏡検査(膀胱内視鏡検査)を受けて参りました。(意外と膀胱鏡検査を受けている方って多いんです)

この記事では、膀胱鏡検査の流れや、もっとも気になる、「膀胱鏡検査の痛みってどうなの?」という疑問について私の体験談を元にお伝えさせていただきます。

興味本位でも構いません。多少は、万が一あなたも膀胱内視鏡検査を受けることになったときの心構えの足しにはなるかと思いますので、ご一読頂ければと思います。

男性の体験談ではありますが、女性のあなたにも何か参考になるところがあるかもしれませんので、もしよろしければ目を通していただければと思います。

※なお、この体験談は私が受けた医院での検査についてです。病院によってはまた違う流れかもしれませんので、一つの事例ということでお読みいただければと思います。

▼私が膀胱内視鏡検査を受けることになった経緯はこちら▼


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膀胱内視鏡検査の痛みとは?

もったいぶっても仕方がない、というか、私自身も、あなたに一刻も早く膀胱内視鏡検査の痛みについてお伝えしたいので、まず初めにこの件から。

結論からお伝えしますと、ハッキリ言って、

「痛い」

ですw


その痛みを感じるタイミングは2回ありまして、


  1. 局部に麻酔ジェルを注入するとき
  2. 内視鏡ケーブルを挿入するとき

になります。

検査時、下半身はカーテンで遮られ、実際に何をされているか見ることはできません(というか私には見ている勇気はありませんが・・・)

まず、局部に麻酔ジェルを注入する時、結構一気に入れるものですから、残尿感に似た不快感と共に鋭い痛みが局部に走ります。

それと、実際に局部に内視鏡ケーブルを挿入するときも、やはりズブズブを管が入っていく感覚があります。このときは既に麻酔が効いて、感覚はかなり鈍っているので、鋭い痛みではなく鈍痛です。

恥ずかしながら私は、ケーブルが挿入され終わるまでの間に、

「い、痛てて・・・、け、結構痛いんですけど・・・」

と青息吐息で口走ってしまいました。


・・・な~んて、まだ体験したことがない方にとって、恐怖をあおるようなコトを書いてしまいましたが^^

ジェル注入時の痛みは一瞬、ケーブル挿入時の痛みも、後から考えてみれば麻酔が効いているので耐えられないほどではありません。

ただ、歯の治療と一緒で、麻酔をかけているとはいえ、まったく痛くない訳ではない、ということです。

もちろん、麻酔なしでケーブルを挿入されたとしたらそれは絶叫必至の悶絶ものかもしれませんが・・・


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膀胱内視鏡検査の流れ

内視鏡検査台
膀胱内視鏡検査時の痛みについて、安心していただけたでしょうか^^

では、安心していただけた?ところで、検査の流れについてお伝えさせていただきます。


と、その前にやることがありますよね。

ハイ、そうです。

着衣を脱いで下半身を露わにしなければならないということですw

検査の予約をするときは確かに、「先生だけじゃなく、看護師さんたちもいる前で露出しなければならないんだよな」という思いがよぎり、かなりの恥ずかしさがありました。

でも、2週間も待っていると頭で何度も繰り返しその情景を思い浮かべているせいか、その辺はもうどうでもよくなってきて、検査当日は覚悟が出来て恥ずかしさはすっかり無くなっていましたw

着衣を脱いだあと、隠すためのタオルも貸してくれますし^^


ただ、また後述しますが、実際検査が始まって開脚姿勢になったときはさすがにちょっと恥ずかしかったです。

なお、ヘアの処理について病院側から特に指示はありませんでしたが、私はエチケットとして自主的に軽く処理していきましたw

また、検査自体は医師の先生が行いますが、助手として、中年くらいの女性看護師の方が別に一人付きます。まぁ、こちらもアラフィフのオッサンだし、覚悟も決まっていたので、そこは全然抵抗ありませんでしたケド。


では改めまして内視鏡検査の流れについてご説明します。


  • 局部先端を消毒する
  • まず、着衣を脱いで、歯医者さんの診察席のような椅子に座ったあと、局部を消毒の為に拭かれます。

    着衣を脱いだ後、看護師さんから部屋の温度が寒くないか聞かれるかと思いますので、その時調節してもらってください。

    ちなみにこの椅子、着席すると先生の操作の元、電動式で、強制的にグワッと開脚姿勢を取らされます。(その都度先生から流れの説明はありますが)
    これが結構、「えっ、こんなに開くの?」という大開脚で相当恥ずかしかったです。

    ただ、椅子に着席すると、腰のあたりからカーテンで遮られ、患者は何をされているかは見えません。


  • 局部先端から麻酔ジェルを注入
  • 先生の、「麻酔ジェルを注入しますね♪」という声と共に、勢いよく挿入されている感が下半身に走ります。一瞬の鋭い痛みに思わず声が出そうになる瞬間です。


  • 麻酔が効くまで15分待つ
  • 麻酔が効いてくるまで15分待つということで、そのままの開脚姿勢で待機します。そのときは下半身にはタオルが掛けてありますのでご安心を^^

    待っている間は、麻酔がちゃんと効いていなかったらどうしようとか、もし、重大な病気が発見されたらどうしようとか、心の整理をする時間です^^ そして15分後、アラームが鳴ると、緊張感は最高潮に達します!


  • 局部先端から麻酔ジェルを注入
  • 先生と看護師さんがやってきて「では、内視鏡を入れますね♪」という先生の声の後、ズィーっと管が入っていく感覚があり、同時に局部に鈍痛が走ります。思わず、前述のとおり「い、痛てて・・・、け、結構痛いんですけど・・・」と口走ってしまいました。

    多分、時間にしたら、10秒も掛かっていないんだろうとは思いますが、何倍にも時間が長く感じられる瞬間です。


  • モニターで自分の膀胱や尿道の状態を確認
  • 正直、麻酔で感覚が鈍っているのでどこまで内視鏡が入っているのか分からず、脂汗をかきながら、まだ入り切っていないのかな、なんて思っていると、先生から、「モニターを見る余裕はありますか?」との呼びかけが。

    人によっては気持ちに余裕がなく、同時にモニターを見ることが出来ない方もいるそうですが、私はギリギリなんとか見れそうだったので、そのときだけカーテンを開けて、自分の膀胱の画像を見せてもらいました。そこで、膀胱内全体及び尿道をを先生の説明を受けながら検査します。

    ここで、先にお伝えしてしまうと、膀胱にも尿道にも異常は認められませんでした。
    つまり、肉眼的には問題なし、正常ということです^^

    元気な腎臓と膀胱 膀胱~尿道といっても小さな器官ですから、一通り見終わるまで、ケーブルが挿入されている時間は10分くらいでしょうか。長くて15分も耐えれば検査は終わると思えば我慢できるのでは?

    「じゃぁ、内視鏡を抜きますね」

    と言われて管を抜くときは、いつ抜いたのか分かりませんでした。逆に、いつまでも管が入っているような、残尿感が残りました。

    ちなみに、尿道から若干の出血が見られましたが、それは、内視鏡ケーブルを挿入したときのものだということです。


  • ジェルをふき取って検査終了
  • 内視鏡ケーブルを抜き取り、ジェルをふき取ると、ようやく大開脚姿勢から解放です。その後、着衣を着てから改めて診察室にて、先生から結果説明を受けます。

内視鏡検査の予約を入れる前日に血尿が出たものの、それから検査までの2週間は血尿は出ていませんでした。それも踏まえた上で、内視鏡検査の結果も膀胱、尿道とも異常なし。ということで、診断結果は「経過観察」ということに。

ただ、念のため、細菌感染予防に、抗生物質の飲み薬を3日分処方されました。

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膀胱内視鏡の費用は?

検査が終わった後の心配の種は医療費です。

前回受けたCT検査では、7,000円くらい取られましたので、今回の内視鏡検査では果たしてどれくらい取られるのだろうと、ドキドキだったのですが、こちらは、約3,500円

プラス、薬代が約500円の、

計 約4,000円

でした。

思ったほど費用が掛からなくて良かったです^^


膀胱内視鏡検査後の痛みはある?

さて、膀胱内視鏡検査後の痛みについてですが、

こちらも、ハッキリ言って、

痛みはあります!

それはいつあるかと言いますと、排尿時になります。


検査前には検尿しますので、膀胱は空っぽのはずですが、緊張感からか、検査、清算が終わって一安心したところで、尿意がもよおしてきてしまいました。

そして排尿しようとすると、まだ局部には麻酔が残り、感覚があまりありませんでしたが、排尿と同時に焼けつくような鋭い痛みと、初尿に少量の血尿が出ました。ただこれは内視鏡ケーブルによって尿道が傷ついたためだそうで、1~2日すれば治まります。

排尿痛の方は、逆に麻酔が冷めてきたころの方が強まり、同時に、不快な残尿感も残ります。

この状態が、徐々に弱まってはくるものの、私の場合2日くらい続きました。

膀胱内視鏡検査後数日の排尿には、慎重になった方が良いかもしれません^^


さいごに

膀胱内視鏡検査での痛みが出るタイミングは、麻酔ジェルの挿入時、内視鏡ケーブル挿入時、内視鏡ケーブルを抜いた後の排尿時になります。

とは言え、終わってみれば、耐えられない痛みでもありません。

「じゃあ、明日もう1回やってみる?」

と言われたら、

「いや、あと1年ぐらいは勘弁して!」

と言わせてもらいますが^^


正直、今回の私の血尿の原因は結局分からずじまいで、どうも、血尿が出た人全体でも、全部が全部原因が分かるとは限らないのです。

そういう意味では、釈然としませんし、不安が残りますが、とりあえずは泌尿器系に異常なしということで一安心。


でも、いざ血尿が出てしまうと、心配で心配で、痛いだの、恥ずかしいだのと言っている場合ではないということが身を持って分かりました。

一時は「もしかしたら癌かもしれない」と思った、あの気持ちを忘れることなく、健康であることに感謝して日々過ごしていきたいと思います。

兎にも角にもあなたにお伝えしたいのは、

「血尿が出たら躊躇せず病院に行くこと」

これは鉄則にしてください!

そして、膀胱内視鏡検査も恐れることなく受けてくださいね^^


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 - ヘルス, 血尿