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雲の種類で分かる天気予報!山で遭難しないための予備知識 

      2018/04/02

 
登山 ゴールデンウイークに入ると、暖かな陽気に誘われてハイキングに繰り出す人も多いことでしょう。

しかし、その影で山の遭難事故のニュースが後を断ちません。

2016年も北アルプスで遭難が相次ぎ、ゴールデンウィーク前半が終わった時点で、5人もの犠牲者が出てしまいました。

平地では穏やかな気候でも、山の天気は目まぐるしく変わります。
ゴールデンウイーク後半も、天候が崩れる予報の日がありますので、特に山では天候の変化に注意が必要です。

5月とは言え、標高が数千メートル級の高地では、まだまだ雪が積もっていたり、ひとたび天候が荒れれば、吹雪となり、5メートル先の視界すらままならなくなることもあり得ます。

今でこそ会社にこき使われて全く行けてませんが、私も山は好きなので以前はよく登山に行ったものです。

といっても、登るのは登山道が整備された近場の丹沢とか、安全なルートばかりですが^^

それでも、ついさっきまで太陽が顔を出していたのに、急にかき曇ってあっという間に土砂降り、なんてことに出くわしたこともあります。

山の天気を侮ってはいけないということは体感済です。

そこでこの記事では、山で遭難しないための心得として、雲の様子から天候を予測する方法をご紹介致します。

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雲の種類と雲が語る気象変化

雲10種類写真集「雲三昧」より

雲は、できる高さとその形で、主なもの10種類に分けられています。

山で生活する先人たちの経験則で、空に浮かぶ雲の種類を知ることによって天気の変化を知ることが出来ます。

もちろん、必ずそうなるわけではありませんが、かなり正確な部分もありますので、目安として、山に登る前には覚えておきたい知識です。

1.巻雲(けんうん)

スジ雲雲の中で、一番高いところにできる雲です。
通称「すじ雲」とも呼ばれます。

雨を予告する巻雲は、シマ状や帯状で、時間の経過とともに濃くなり、空いっぱいに広がります。

低気圧の接近とともに形を変えて、
巻層雲→高積雲→高層雲→乱層雲となります。

晴天を予告する場合の巻雲は渦巻状、又は屈曲しています。

2.巻積雲(けんせきうん)

うろこ雲別名「いわし雲」又は「うろこ雲」。

細かな雲のかたまりが集まった雲で、空に小石をバラまいたように見えます。

見た目は可愛らしいですが、巻積雲は、天気の急激な変化を予告する場合があり、現れたら要注意です。

ただし、この雲が徐々に減っていく場合は天候には関係ありません。

3.巻層雲(けんそううん)

巻層雲空一面に薄く乳白色を覆うような雲です。
太陽や月がぼんやりカサがかかったように見えるアレです。

通称「かすみ雲」とも呼ばれます。

その後、後述の高層雲が現れたり、低層に積雲が現れたらやがて雨になると予測できます。

4.高積雲(こうせきうん)

ひつじ雲丸みのある雲が連なって見え、一つ一つが巻積雲(いわし雲)より大きいものです。

別名「ひつじ雲」。

このひつじたちが増え、高度を下げたり、波状となって空いっぱいに広がるようだと、雨の予感です。

一方、雲塊の陰影が薄くなったり、高度が高くなっていく場合は晴れと考えられます。

5.高層雲(こうそううん)

空一面を乳白色に覆い尽くす雲です。

巻層雲が、濃く厚くなった感じの雲で、底に黒い雲塊が混じって見えるようだと、雨になる確率は100%に近いです。

6.乱層雲(らんそううん)

雨雲空全体が暗くなるような、灰黒色の厚い雲で、これがいわゆる「雨雲」と言われる雲です。

突然現れることはなく、前兆として高層雲が現れる事が多いので、雲の変化によく注意を払うことが大切です。

こんな雲の日は、登山を諦める決断も必要かもしれません。

7.積雲(せきうん)

綿雲雲といってまず思い浮かべるのがこの積雲。
通称「わた雲」と呼ばれる雲です。

日射の関係で日中現れ、夕方には小さくなっていくものは晴積雲と呼ばれ晴天の兆しです。

一方、低気圧や前線の影響で現れるものもあり、それは雨積雲と呼ばれ雨の兆しです。

見分け方は、晴積雲は、雲の上部がもくもくしていますが、雨積雲は、上部がもくもくしていなくて、風になびいているように見えます。

8.層積雲(そうせきうん)

まだら雲通称「くもり雲」または「まだら雲」などと呼ばれる雲で、くもり空の代表選手です。

雲の層が薄く、時折青空をのぞかせるような場合は、雨の心配はありません。

しかし、雲全体が暗く発達していくような場合は低気圧の接近を予告していますので要注意。

9.層雲(そううん)

層雲雲の中で、いちばん低い位置にできる雲です。

天気図で、近くに低気圧や前線のない場所に現れた層雲は好天の前兆ですが、低気圧と共に現れた層雲は広がって、悪天候になりやすいものです。

登山の前日に翌日の天気図をチェックしておくことは、必須事項です。

10.積乱雲(せきらんうん)

入道雲お馴染み、「入道雲」のことです。

遠くから眺めている分には、もくもくと立ち上がっていく様がいかにも夏の風物詩のように見えますが、山歩きでの積乱雲はもっとも注意すべき雲の一つです。

この雲は突然発生することが多く、出現に要する時間は、5~30分ほど。

まさに、突然の出来事といえます。

雨とともに、雷を伴う場合が多いので、それも怖いところです。

注意点としては、小さな積雲の動向に意識を向けることです。

積乱雲が発生するときは、小さな積雲が生まれたり消えたりしているうちに、急に巨大化してきます。

なので、積乱雲発生の兆しを感じた時点で、様子見に転じる心構えを持っておくべきでしょう。

ですが、意図せず出くわしてしまうこともあるかもしれません。

そんなときは、無理をせず、行動を中止して荒天に備えることです。

雨が降らなければよし、降ってきたなら落雷の危険がありますので、身を低くして、できるだけ安全な場所に避難してやり過ごすのが賢明です。


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さいごに

山の天候は変わりやすいものです。

その変化を、雲の状態から予測するという知識は、山に登る前に是非とも身につけておきたいことの一つです。

山では、自分の身は自分で守らねばなりません。

久々に取れた休みを使って登る山は、身も心も爽快にしてくれますが、大自然の気まぐれの前では、人間はあまりにも無力です。

ですから、山に入ったら事が起こる前に天候を予測する注意力は常に持っておいてください。

雲が読めたおかげで命拾いすることもあります。

景色を楽しむことと、雲を観察して天候の変化にも常に気を配ること。

このふたつを両立して、素敵な山の思い出を作っていただければと思います。


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