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難聴で認知症が疑われる人に不可欠なコミュニケーションを増す切り札とは?

      2017/06/18

•â’®Ší 今回の記事のテーマは、「難聴が認知症の進行を早めているかも、その進行を抑える切り札とは?」についてです。

以前、認知症気味の父についての衝撃的な記事を書きました。
>>身近な人が認知症に!そのときあなたは心の準備ができていますか?

その続編となる内容です。


幸いにして、あっちが痛い、こっちが痛いとは言いつつ、84歳という年齢からすると、体は達者な父ですが、記憶力の低下と、聴力の低下は年々進行しています。

以前は、父の認知症が進んで右も左も分からなくなったらどうしよう、なんてマイナス思考で考えていましたが、最近は開き直って、志村けんさんのおばあちゃんのコントを自分もやっているつもりで、父とのやり取りを楽しんでいますw

それにしてもマーシーとの掛け合いは抜群にオモロかったなぁ・・・

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父が補聴器購入で詐欺被害に?

とは言っても、時として、笑っては済まされない事態が発生します。

今回の事の発端は、ケアマネージャーさんから久々に掛かってきた1本の電話からでした。

ケアマネさんが私に電話してくるときは、大抵何か問題が発生したとき。

そんな不安を抱えつつ電話を受けました(汗)

ケアマネさんが父に聞いたところによると、
父が補聴器の電池を交換してもらいにお店に行ったところ、
新しい補聴器を買わされ、その額が70万円もしたとのこと。

にも拘わらず、領収書さえもらっていないとのこと。

早急に事実関係を確認した方がいいとのことでした。


驚いた私が慌てて父に連絡してみると、
いつにも増して、電話でのやり取りがスムーズにいきません。

どうも、新しい補聴器を使っているものの、
今一聞き取りにくい様子。

それでも何とか事実関係を確認してみると、
元々使っていた補聴器の調子が悪いので、
クリーニングと、電池交換をしてもらいに店に行ったところ、
新しい補聴器を勧められ、買う羽目になったらしいのです。

父は、右耳は遠いながらも聞こえますが、
左耳はほとんど聞こえず、耳だれもあるため、
左耳に補聴器は使っていません。

にも拘わららず、店では左耳の補聴器も勧めらたとのこと。

実際両耳購入したのかどうかは電話では判断できませんでしたが、
元の補聴器は返却してくれず、
新しい補聴器の取説も渡してくれなかったとのこと。

だから新しい補聴器の使い方もよくわからないらしいのです。

それが事実だったら、その店はとんでもない悪徳業者です。


ただ、今どき、そんな押し売り商売をする悪徳業者なんて
そうそういるものではありません。

ですが、もしも本当だとしたら早急に対応しなければならないので
その日、実家に寄ることにしました。

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補聴器購入詐欺事件の真相w

さて、実家で父に事実関係を確認してみると、

買ったのは、右耳の補聴器のみ。
もし両耳買うとなると、70万円掛かるということでした。

お店を特定するため、改めて領収書はもらってないか聞くと、
財布の中から出てきました。

店舗名を確認すると、名の通ったチェーン店。
実際支払った金額としては、およそ22万円。

その時点で、私としては、もしかすると、
すべて父の勘違いではないのかという気がしてきたので、
続けて、元の補聴器は?

と聞いてみるとやはりもらってないとのこと。

ですが、買ってきた補聴器の紙袋を確認させてもらうと、
乾燥剤入りの補聴器ケースにちゃんと入っていました。

もちろん新しい補聴器の取説も。

ただ、元々使っていた補聴器は、耳の穴に挿入するタイプで、
ボリュームの上げ下げも補聴器本体でできたのですが、
新しいものは、耳に引っ掛けるタイプ。

しかも、最近の補聴器は賢くて、自動で周りの環境に合わせて
音量を調節してくれるので、基本的にマニュアルでの音量調節は
無効になっているようなのです。

多分、その辺の説明もお店ではしてくれたのでしょうが、
父が理解できていなかったものと思われます。


要は、父の思い違いが原因で、

今使っている補聴器のハウリングが激しいので、初めから新しい補聴器を買うつもりである程度の金額をもってお店に行き、点検してもらったものの、故障ではなく、パワー不足が原因のため、買い換えを勧められた。

というのが事の真相のようです。

ただ、両耳分を購入するとなると、「高いもので」70万円するということ。

その金額だけが強調されて記憶に残って、無理やり買わされた気になっていたということのようだったのです。

補聴器買い替えの顛末

念のため、翌日、その店舗の担当者さんに電話をして確認すると、普通に、きちんとした対応の男性店員さんでした。

その方曰く、父の聴力に対して、元の補聴器ではすでにパワーが足りず、ボリュームをMAXにしても、もはや「キーン」というハウリング音を抑えることはできない状態。

そこで、もっとパワーのあるものを紹介したところ、父も合意の上で購入したとのこと。

ただし、元の耳に挿入するタイプのものは、耳の型どりをして、父オリジナルのものを作成する必要があるため、時間が掛かってしまうということで、父合意の元、耳に引っ掛けるイヤホンタイプにしたそう。

でも、いざ使ってみると、使い勝手が悪いこと、結構目立ってしまうことなどが気に入らない様子。

であれば、耳に挿入するタイプに交換を申し出ればいいものを、店員さんにイヤホンタイプを無理やり買わされたという意識にすり替わっていて、半分諦めの境地。

私としては、何が困るって、今まで以上に、コミュニケーションが取りづらくなってしまったこと。

そこで、私から店員さんお願いして、プラス1万円くらいの差額は出てしまいますが、耳に挿入するタイプに交換してもらうことにしました。その間、10日くらいは掛かってしまうようですが。

とまぁ、こんなところで今回の件はなんとか落着しそうです。


ただ、懸念事項として、父の認知能力が更に低下してきたのがものすごく気がかりですが・・・

というのも、以前私が、父から金銭を盗んだという嫌疑を掛けられた件もそうですが、父の場合、全て自分の都合が良いように解釈して記憶されるんですよねぇ。

今回も、元の補聴器や、新しい補聴器の取説、領収書などが見つかったから良かったものの、一歩間違えたら事件に発展しかねない内容です。

実際、父は、新しい補聴器のことを、使えないものを高値で買わされたという認識でいまいしたから。

そして、「もう買ってしまったものは仕方がない、諦めるよ。」という被害者意識を持っていました。



難聴で認知症が疑われる人とのコミュニケーションを増やす切り札とは!

もう散々今回の「事件」についてお話してきましたので、言うまでもないかもしれませんが、難聴で認知症が疑われる人とのコミュニケーションを増やす切り札、それはズバリ「補聴器」です。ただし、「本人が使い慣れたタイプ」に限りますけど^^

難聴で認知症が疑われる人が補聴器を使った方が良い理由 まとめ

ここで今一度、難聴で認知症が疑われる人が補聴器を使った方が良い理由をまとめておきます。

  • 認知症の進行を抑えてくれる
  • 認知症の進行を抑えるには他人とのコミュニケーションを図ることが何よりです。そのために耳をよく聞こえる状態にしておくことは必須と言えるでしょう。

  • 妄想症状を抑えてくれる
  • 特に今回のように、店舗にて、口達者な店員さんにペラペラしゃべられても、よく聞こえなければ、疑心暗鬼になってくるのも無理からぬことなのかもしれません。今回も店員さんは、必要な伝達事項はすべて伝えていたにもかかわらず、父はそのことを理解できず、騙されて高い買い物をさせられたと思っていましたから。このような見解の相違が発生しないようにするためにも、補聴器の存在価値は大きいと思われます。

  • 安全確認のため
  • 普段の生活においても、外界からの音の情報がしっかり聞こえることは自身の安全を確保するのに重要なことです。


さいごに

私の実感として、難聴と認知症には相関関係があると思われます。

認知症の進行を抑えるためにも、耳の機能を補完する補聴器の役割はとても大きいものがありますが、もっとも重視すべきは、密なコミュニケーションです。

今後一層父とのコミュニケーションを密に取っていかねば、と考えさせられた一件でした。

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