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トケイソウの花がラッシュの予感! 育て方のポイントを伝授! その影で起きた悲しい出来事とは?

      2018/09/22

 
トケイソウ蕾
今回は春たけなわということで、ガーデニングを話題を。

遂に、遂に我が家の庭に植えたトケイソウが蕾を付けました!

草丈50センチほどの苗を購入してから、今年で5年目となる我が家のトケイソウですが、とうとう大量開花の予感です。

今年も咲かないのかなぁ、と思いつつ、新芽だけは例年どおり旺盛に伸び始めたそのツル植物に目をやると、いつの間にやら無数のつぼみを持っているではありませんか!

トケイソウツボミ

いやぁ、びっくり仰天です。

苦節5年、トケイソウの開花フィーバーが待ち遠しい今日このごろです。

そこでこの記事では、私が体感したトケイソウの性質や、開花させる育て方のポイントをまとめてみました。

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トケイソウの性質

トケイソウは、つる性の多年草で、その花が時計の文字盤のように見えることから付けられた名前です。

アメリカ大陸の熱帯地域を中心に、その種類は500種以上に及びます。

熱帯地域の植物だけあって、旺盛な成長を見せますが、多くの種類は寒さには弱い性質です。

ですが、中には寒さに強い品種もありまして、私が栽培している「カエルレア」もそのひとつ。

ご覧のとおり、庭の花壇に植えてほったらかし状態でも、冬の木枯らしや、雪にも耐えて生き延びてきました。


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トケイソウの花が咲きだすまでの道のり

トケイソウを入手した理由は、時計のような個性的な花が、春から夏を過ぎ、秋まで咲き続けること。寂しい我が家の庭に彩りが欲しかったんです。

それと栽培に手間がかからないことや果実が食用にもなるらしいこと、などでした。

要は、朝顔のように、「植えて放っておけばすぐに開花、結実するだろう」という軽いノリだったということです。

流石に、栽培1年目の開花は期待していませんでしたが、ある程度草丈は大きくなり、2年目に期待していた矢先、台風の直撃を食らい、壊滅的な被害を受けてしまいました。

もうダメかとも思ったのですが、2年目の春には、再び逞しく新芽を伸ばしてきました。

しかし、この時はまだトケイソウの性質をよく知らなかったため、花壇に野菜でも植えようと、土を耕してしまいました。トケイソウはフェンスに這わす目的で花壇の隅に植えていたので、花壇の中央は耕しても大丈夫だと思ったのです。

耕していて、やけに何かの根が張っているな、とは思ったものの、それがトケイソウの根だとは思いませんでした。

今にして思えば、折角伸びたトケイソウの根を切り刻んでいたんですね。

花壇を耕して以降、トケイソウは急速に勢いがなくなり、2年目も開花するどころか、成長も鈍ってしまいました。

反省を踏まえて3年目は、極力延びるに任せて放置しておきました。

そして迎えた4年目、開花はしなかったものの、ようやく成長の勢いも回復し、旺盛につるを伸ばしていきました。

さらに今までにない変化が現れ始めました。

それはどんなことかというと、花壇の至る所から、トケイソウが伸び出してきたのです。

その時初めて、トケイソウは地下茎で増えるんだ、ということがわかりました。

面積で言えば、畳一畳くらいの花壇ではありますが、地下では、トケイソウの根が花壇一杯に張り巡らされたのでしょう。

ということで、4年目は、あちこちから出てくるトケイソウの芽を摘むことに追われるほど、植物の勢いが増していました。

そんなこんなで、5年目となる今年は、大いなる期待をしていたというわけです。

そしてトケイソウはその期待にこたえてくれました。

よく、「植物にも気持ちは伝わる」ということを言う栽培家や農家の方がいますが、確かにその通りかもしれません。

わたしも、トケイソウに向かって、
「今年こそは咲いてくれよ」
と強く念じながら水やりをしたものです。

この調子だと、5月早々には開花しだすと思われますので、じつに楽しみです^^


しかし、こうしてみると、トケイソウって最強の植物なんじゃないかと思えてきます。

成長が早く、地下茎からどんどん増えて、伸びすぎたつるを切って花瓶にでも挿しておけば発根してくるし、

花期は、春から晩秋寒くなるまで咲き続けるし、

果実は食用になるし、寒さにも強いし。

ただ、生育旺盛というのは、手入れに手間がかかるという意味ではデメリットともいえます。

我が家でも今となっては、うっかりすると庭中トケイソウに占領されそうな勢いです。


トケイソウの花を咲かせるための育て方のポイント

ということで、トケイソウを開花させる育て方のポイントとしては、

とにかく、根をしっかり張らせること

です。

なので、一度植えたらあまり土を耕したりしなくて済むように、根が広がって欲しくないところには仕切りを作っておくと良いでしょう。


そして地面のあちこちからトケイソウが生え始めたらシメたものです。

あとは、ツルが混み合わないよう、風通しを考慮してフェンスなどに誘引していくこと。

正直、これだけでいいと思います。

肥料も与え過ぎると、葉ばかりが茂って、返って花つきが悪くなるようですし、

水やりも、土の表面が乾いていたら与える程度でいいでしょう。

事実、私はここ2年はそのように管理してきて開花まで漕ぎ着けました。

遠回りしてしまったのは、1にも2にも、根をいじめてしまったことが原因と思われます。

そして、露地植えで冬越しさせるなら根をしっかり張らせること。そのためには、まさに今、4月~5月が植え付けの適期です。

あなたもトケイソウにご興味が湧いてきましたら1本くらいお宅に庭に植えてみては?

勢いがついてきたら開花が止まらなくなりますよ!
ただし、油断するとトケイソウに庭を占領されてしまうかも知れないのでご用心w

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トケイソウ開花の代償となる悲しい出来事

実は、花壇には元々、枝垂れ桜を植えていたのですが、それが、いきなり今年は花も咲かせなかったどころか、新芽すらほとんど出さないんです。

去年までは自画自賛ですが、こんなに見事に満開に咲いてくれていました。

2015桜


それが今年はこんな有様。

2016桜

最後の力を振り絞って咲いたかのようにたった1花だけ付けました。

DSCF9943

もしかしたら、何かの病気にかかってしまったのかもしれませんが、思うに、トケイソウの根張りに駆逐されてしまったのではないかと。

どうも、花壇の底は土ではなく、地下50センチくらいの深さで池のようにコンクリートで固められているようなのです。

この枝垂れ桜も植えて10年ほど経ちますので、そろそろ根詰まりぎみのところへ、トケイソウの根張りが追い打ちをかけ、養分が吸収できす、弱ってしまったのではないでしょうか?

上記のことは、あくまで私の素人考えですが、さくらが弱ってしまった原因として、どんなことが考えられるでしょうかね?

救済するには、植え替えをするしかないのでしょうか?
ただ、相当根が張っているので植え替自体可能なのか不明です。

枝を挿し木して再生を図った方がいいのか?

それとも、今年1年様子を見たほうがいいのか?

悩みは尽きません。

できれば、再生させてやりたいので、桜にお詳しい方、どうかご意見やアドバイスをいただけませんでしょうか m(_ _)m


その後のトケイソウの開花報告bはコチラ
>>トケイソウ開花報告!!道行く人が思わず振り返るユニークな花をご紹介


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