盆栽の魅力や育て方!日本の伝統芸術を一生ものの趣味に!
2018/09/23
この記事をご覧になっているあなたは盆栽に興味をお持ちですね^^
私もとても興味があります。
小さな鉢に大木のミニチュアのように仕立て上げられた姿に、「日本の伝統美」を感じるからです。
なんて急に切り出したのは、毎年ゴールデンウィーク中の5月3日~5日に、さいたま市北区、その名も「盆栽町」で「盆栽まつり」なるものが開催されていたというニュースを耳にしたからです。
それが今年も開催され、展示即売会などもあって、外国人も含め、多くの人で賑わい、大盛況の内に終わったとか。
今や、盆栽は海外でも「BONSAI」として人気が高まる一方で、さいたま市は、外国人の盆栽ファンが一度は足を運びたい聖地となっているそうです。
ちなみに私も子供だったころ、松の盆栽に魅せられ、鉢植えの松の苗買ってきて、幹をを曲げたり、枝を整えたりしていじくり回し、結局枯らしてしまったという苦い経験があります・・・
そんな注目度急上昇中の「盆栽」について、魅力や育て方についてまとめてみました。
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目次
盆栽とは?
盆栽の定義は結構人によって意見が分かれるところですが、私としては、「盆栽とは、鉢の中に、壮大な自然の情景を創造する日本の伝統的な芸術作品」
と解釈しています。
ずっと眺めていると、盆栽には神が宿っているのではないかとさえ思えてきます。
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盆栽の魅力について
盆栽といえば、まず高齢者の趣味とか、お金持ちの趣味といったイメージが先行してしまいますが、今はそうでもありません。もちろん上を見上げれば、高価なものにはキリがありません。
ですが若い世代や、外国人愛好家なども、手頃な価格で入手できるものを選び、盆栽の魅力を楽しんでいます。
その魅力とは・・・
1.生涯つきあえる趣味である
盆栽は、日々の作業としては負担が少なく、また、樹木なので、長寿命です。むしろ、人間の方が先に旅立ってしまうと思っても差し支えありませんよねw
そんなお気に入りの樹木を、一生掛けて仕立てあげる、
ある意味、永遠の未完成とも言える遠大な趣味>です。
2.健康維持や、脳の活性化に最適
日々、盆栽の世話をすることは、規則正しい生活を送ることにつながります。また、盆栽の世話自体が楽しみであり、「手先を使う作業」であることや
「数年後、数十年後の姿を思いイメージする」ことも脳の活性化につながります。
3.年月とともに価値が上がる!
盆栽は「芸術品」です。趣味で育てているものですから、「いずれは売れるかもw」などと思っている方は少ないでしょうが、年月が経てば経つほど価値が上がっていくものです。
いずれは、数百万、数千万の価値が付くかもしれません。
そしたら、売りに出すのもアリですよね。
そんなことを考えながら盆栽を育てるあなたは、立派な芸術家です。
盆栽を始めてみよう!
まず盆栽の入手先ですが、盆栽園や、「盆栽まつり」などのイベントでの購入が一般的です。加えて、最近の盆栽に対する注目の高まりとともに、インターネットの販売も増えてきました。
むしろ、インターネットの方が種類も豊富なので、じっくり選べるかもしれません。
盆栽の選び方
盆栽選びの第一歩は、盆栽に何を求めるかをはっきりさせることから。そのポイントとは、
- 小苗から育てたいのか、既に仕立て上がったものを楽しみたいのか
- 1年を通して緑を求めるのか、四季の移り変わりを楽しみたいのか
- 室内で楽しみたいのか、屋外で管理したいのか
ちなみに私の好みは、花もの。
春には開花とともに新芽を吹き出し、
夏には緑の樹勢を、
秋には紅葉して葉を落とす様を、
冬には、葉のない樹形を楽しむ。
そんな、四季の移り変わりを楽しめる、
紅梅や桜がいいですね。
1年を通して緑を楽しめる盆栽の定番中の定番、松もシブくて捨てがたいです。
こんな感じで、いろいろなジャンルに興味が出てきてコレクションが少しずつ増えていくんでしょうねw
盆栽の基本の育て方
まずは水やりが一番大切です。小さな鉢に植えられている盆栽ですから、水が与えられなければ当然のごとく枯れてしまいますからね。
そして、水を与えるタイミングは、土の表面が乾いたら与える、なんてことがよく言われますが、それって、正直タイミングが難しいです。
なので、「1日1回たっぷりと、冬場は2日に1回」など、ルールを決めてしまった方が、水やりを忘れることも少なく、確実な方法です。
次に、盆栽の置き場所については、1日4~5時間の日照が当たるところがベストです。
室内管理されているものも、同様の日照時間は欲しいところです。
そして、病害虫予防や、盆栽をしっかり育てるためにも風通しの良い所に置くのがいいでしょう。
それから忘れてはならないのは、植え替えです。
小さな鉢で育てられている植物ですから、根が詰まってくれば、栄養や水分を吸収出来なくなってしまします。
春又は秋に、年1回は植え替えてあげたいものです。
以上のことは、基本中の基本となりますが、盆栽を趣味として続けていくのであれば、役に立つ書籍を1冊は手元に置いておきたいものです。
盆栽の楽しみ方から、植物別の管理方法まで分かりやすくまとめたこちらの書籍を入門書としてご紹介します。
さいごに・・・
盆栽は、生涯楽しめる一生ものの趣味であり、自らの手で、芸術作品を創造できる崇高な趣味です。まず手始めに、ミニ盆栽からでもいいじゃないですか。
それがいずれは数千万、数億の価値が出るかもしれません♪
ぜひあなたも盆栽の魅力について見直してみてください!!
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