私立中学受験!合格するために超重要な3つの秘訣
2018/08/22
我が家の次男もこの4月からいよいよ中学生。
訳あって私立中学に進学しますが、幸運にも志望校に合格することができました。
あっ、私立中学といっても、頭のいい子が死ぬほど勉強して入る学校ではありません。
我が家の次男は、公立中学進学に不安があるため、その子に応じた教育をしてくれる私立中学を選んだのです。
とは言っても競争率はそれなりに高く、正直、合格できたのは奇跡に近いです。
この記事では、合格できた要因はコレなのでは、と思われる3つの秘訣をお伝えします。
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目次
私立中学進学を決めるまでの葛藤
まずは、息子の進学先を私立中学に決めるまでの葛藤についてお話させてください。私立中学といえば、合格することが難しいのはもちろんですが、たとえ合格できたとしても、入学金やら、学費やらといった金銭面での負担がとても大きいです。
なので、極力負担の少ない公立中学校に行かせたいのは山々でした。
ですが、ハッキリ言わせてもらうと、公立中学校は生徒一人ひとりに対する配慮が足りな過ぎます。
そう言うと、公立学校関係者は決まって、「そこまで面倒見きれんわい」というのが決まり文句でしょうけど。
結局、議論はそこで終わってしまい埒が明きません。
思春期を迎え、心身ともに不安定な中学生にこそ、本来、もっと配慮すべきなのに。
もちろん、全部が全部の公立中学校がそうだとは言いませんが、私の住んでいる地域の中学校は特にそうなのです。
それは、我が家の長男がその中学校に在学したので言えることで、根拠なく言っていることではありません。
実際、毎年中学進学早々、登校拒否になってしまう子が複数います。
我が家の次男は、そういう観点からいうと、とても配慮が必要な子なのです。
地域の公立中学校に進学させたら、十中八九登校拒否になってしまうのは明白でした。
経済的な面から言うと、とても私立中学になんて進学させる余裕はありませんが、息子の将来を考えるとそうせざるを得なかったのです。
お金のことは、「合格してからなんとかなるだろう!」と、楽観的に考えて、まず私立中学に合格することだけに集中することにしました。
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合格するために超重要な3つの秘訣!
進学系の中学校であれば、一にも二にも学力を付けることが最優先課題でしょう。ですが、生徒一人ひとりの配慮を重んじる学校というのは学力が全てではありません。
学校側も、「コレができたら合格ですよ!」なんていう明確な指針は示してくれませんから、確実な合格基準は分かりません。
ですが、合格のためのヒントは与えてくれます。
ということで、私が考える、私立中学合格のための3つの秘訣をお伝えします。
まず、私達夫婦が志望した学校で募集する生徒の前提として、
- 先生が付きっきりでなくても集団生活ができること
- 暴言や暴力がないこと
- ルールを守れること
- 身体的な不自由がないこと
これは、学校の秩序を保つ上で必要な事項であり、安心して学校生活を送る為にも、止むを得ないことでしょう。
うちの子が、これらの条件をすべてクリアしているかどうかは実際に学校生活を送ってみないと分からないことです。
しかし、きっとクリアしているだろう、という前提の下、合格する為に親として取った行動は次の3つです。
1.イベントには必ず参加する
年に何回か、体験入学というものがあり、そもそも、コレに参加することが入学試験を受けるための条件となっています。なので、1回参加して終わりではなく、2度、3度と参加して、この学校に是非とも入学したい!という熱意をアピールしました。
参加すれば、何か作品を作ったり、お菓子やお料理を作ったりと、楽しいひとときを過ごせて、お土産までもらえたりします。しかも参加費はナシなので、何気にお得。
ただ、皆んなで作業することが苦手な子もいますので、学校側としては、体験入学の様子から、その子が、学校に馴染めるかどうかを観ている訳です。
と同時に、親も学校教育に協力的かどうかということも観られています。
つまり、既にこのときから入学試験は始まっているのです!
2.面接は必ず受けて、熱意を伝える
別の機会に、保護者を対象とした学校説明会というものがあり、学校の有力者が、学校の概要や特徴、年中行事などを説明し、希望者には学校見学をさせてくれたりします。その後、希望者を対象に個別面談の時間が設けられます。
この、学校説明会も積極的に参加すべきでしょう。
ここで余談ですが、私の失敗談がありまして、あろうことか、説明会の最中に居眠りをこいてしまったのです(汗)
言い訳にしかなりませんが、広い体育館で1時間、2時間と、途中に休憩は入るにせよ、話を聞いているだけというのも眠くなるものなんですぅー。(某市議会議員風にw)
当の本人(私)は、必死に眠気をこらえているつもりでも、隣りにいた妻いわく、説明開始30分もしないうちに、こっくり、こっくりし始めたとのこと。
そしてついに、私が眠りに落ちたところで、妻の肘鉄が飛んできました!
自己嫌悪と、その後待っているであろう妻からの鬼のお説教のことを考えると血の気が引いて、眠気もすっかり冷めたのは言うまでもありません。
そんなときの戦略としては、
そそくさと逃げる!
これに尽きますw
なぜなら、そういうところは、確実に学校側にチェックされているから。学校側としては、親の協力もひっくるめての入学試験です。
事実、妻が言うには、説明をしていたのは学校の副校長先生ですが、居眠りをしてる私の方をガン見していたそう。
そういうときは、どの生徒の親かバレないうちに、学校見学も個別面談もパスして、説明だけ聞いたらさっさと撤収することです。
大丈夫。チャンスはまたやってきます。
ちょっと余談が長くなってしまいましたね^^
とにかく私たちは、その後日あった体験入学のときに個別面談を申し込み、息子の長所や短所も含めた特長や学校に対する要望などを熱く伝えてアピールしました。
居眠りを推奨するわけではありませんが、かえって、マイナスを取り戻そうと、より熱く語ってしまいました。
ただし、やらかしてしまった帰りの車中40分間、運転している私の頭上には、自宅に帰り着くまで延々と激しい雷が落ちていたのは言うまでもありません(-_-;)
3.入学試験は複数回受ける
配慮が必要な子は、1発勝負の試験で実力を発揮できるとは限りません。ということで、その学校の場合チャンスは3回与えられます。
学校説明会でも、入学試験は、複数回受験した方が、実力を発揮しやすいとのアドバイスをされていましたので、うちの場合、2回受験しました。
(これが学校からの合格のヒントと感じました)
さすがに3回だと子供の負担も大きくなってくるので。
受験料も2回分必要になってくる訳ですが、合格するためには、やれることは何でもやらねばなりません。
そのくらいの投資は安いものです。
運命の合格発表
試験後息子に、どうだった? と聞いても、できたんだか、できなかったんだか分かりません。そもそも、試験の点数だけが合格基準ではないような気がしますし、今までの積み重ねの集大成を元に合否を決しているのでしょう。
そして合格発表当日。
合否の確認は、学校に出向いて個別に伝えられます。
私は仕事ということで、合否確認は妻に任せました。
妻は、ダメ元で開き直ってるなんて言ってはいましたが、発表時間より相当早く着き、3番目か4番目くらいに並んだそう。
そして運命の合否結果は、
合格!
今までの苦労が実を結んだ瞬間でした。
さいごに・・・
配慮が必要な子の為の学校の入学試験は、恐らく点数が全てではありません。もちろん、最低限のラインはあるでしょうが、中には学習することが苦手な子もいるはず。
受験対策的な勉強や面接を教えてくれる塾もあるようですが、我が家の次男は、その手のことは一切やっていません。
もちろん、ある程度の学力は必要でしょうが、もっと大事なこと、それは、
本人のやる気、そして家族の熱意。
まとめますと、合格するために超重要な3つの秘訣とは、
- イベントには必ず参加する
- 面接は必ず受けて、熱意を伝える
- 入学試験は複数回受ける
これは、我が家の場合であり、全てのご家庭にあてはまるとは限りませんが、受け身ではなく、攻めの姿勢で親も積極的に入学へのアピールをすることが超重要です。
そして、合格の喜びもつかの間。
次にやらなければならないのが、入学金や学費の納入、学生服の採寸、費用の支払い。
私立ですから、入学金や学費も高額。
ただ、合格案内の書類の中に、学校側が推奨する金利の安い教育ローンの案内も入っていましたのでそれを活用するのもいいでしょう。
我が家の場合、父に援助を依頼しました。
それと、自宅から電車とバスを乗り継いで行かなければならないという、通学時間の長さもネックです。
これは、引越しも視野に、現在真剣かつ慎重に検討しているところです。
これから通学するに当って、問題山積ですが、まずは合格を勝ち得た幸運を素直に喜び体と思います。
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