熱中症対策の切り札!空調服はもう試した?プロも選んだ『これは本物』
2018/07/28
2018年、今年の夏の暑さはマジでヤバイですね。
私も現場での外作業をすることが多々あるのですが、今年はほんと今までとは明らかに違う気がします。
日々熱中症で病院へ搬送された方が何人いたというニュースが聞こえてくる度に、「この暑さじゃ無理もない、他人事じゃないゾ」と思ってしまいます。
そんな中、最近都内の街中でもたまに見かけるようになってきたのが、腰の両側にファンを装備した長袖のジャケットを着込んだ作業員の方々。
猛暑の中、長袖の上着を着ているのに涼しい顔をしているのを見かける度に「あれは何という名前の服なんだろう?」と気になっていました。
現場で作業しているプロの方たちが認めて着用しているのだからコレは本物に違いありません。
ということで今回は、気になる腰の両側にファンを装備した熱中症対策ウェアについて調べてみました。
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腰の両側にファンを装備したウェアの正体とは?
腰の両側にファンを備えた涼感ウェアの名称は何というのだろうと思って調べてみたところ、どうも「空調服」というのが通常の呼び名となっているようです。ブルゾン型の上着の腰部分に、着脱できるファンを左右1つずつ装備し、10時間程度もつ充電式のバッテリーから電気の供給を受けて外気を吸引し、袖口や襟元に空気の流れを作って涼感を得ることができるウェアです。
形状としては、オーソドックスな長袖ブルゾンタイプ、半袖ブルゾンタイプ、フード付きブルゾンタイプ、高所作業用のフルハーネス対応ブルゾンタイプがあります。
腰から吸引された空気の流れが上半身を風となって流れるため、袖口や首回りは常に涼しいんです。フード付きタイプはヘルメットを被っていても頭部まで涼しくしてくれます。
空調服を知らない人が見たら、
一見、
「このくそ暑いのにあいつら何長袖のブルゾンなんか着込んでんだ?」
「暑さで頭おかしくなったんじゃね?」
なんて思ってしまうかもしれませんね^^
ましてそれがフード付きだったりしたら尚更ですw
でも実は、半そでの生腕を直射日光に晒しているよりよっぽど涼しいのです。
実際に着用している作業員さんの姿はというと、ファンでブルゾン内に風を送っているため、上着がパンパンに膨れているんですよね。
風を切って走っているバイク乗りの上着がパンパンになっているのは分りますが、歩いているだけなのに上着がパンパンの姿は、一瞬目を引きますし、膨らすずめの兄弟みたいで、何人か並んで歩いているとちょっと笑えますw
確かに発想としては、上着の内部に風を送れば涼しくなるだろうと考えますが、実際に長持ちするバッテリーや、邪魔にならないファンの開発をして実用化したメーカーの企業努力には感心させられます。
炎天下の外現場で作業するプロの作業員に選ばれているということは、空調服は熱中症対策の切り札と言っても過言ではありません。
ただし、長持ちバッテリーではありますが、バッテリー切れだけは特に注意しなければなりませんけどね。
さもないと、本当に真夏にブルゾン着込んで我慢大会しているみたいになってしまいますので。
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おすすめの空調服
やはり一番のポイントはファンの稼働時間でしょう。
この「バートル エアークラフト」なら7Vで10時間も持ちますので、現場作業でも途中でバッテリー切れなんて心配もありません。
また、デザインがおしゃれでカラーも好みで選べることも大切です。
ポケット類が多いのも作業時には何かと便利でうれしいポイントです。
空調服を着用するシーンとしては、外現場や、倉庫内作業などの仕事着としての使用が一番想定されますが、半そでブルゾンタイプなどであれば、登山や釣り、キャンプなどのレジャーシーンでも活躍しそうですよね。
別に、普段のお出掛けに着るのも全然アリだと思います。
息子たちにも通学用に勧めてみたら、結構興味津々。
妻にも勧めてみましたが、
「ふーん、そんなのもあるんだぁ」
とは言ったものの、あまり興味なさそうでしたw
空調服のメリットデメリット
空調服のメリットとしては、上半身に風が送られて体温を下げ、熱中症対策になるということが一番ですが、それに伴って、体から出た汗が蒸発するので、ベタベタ感が軽減され、体が快適になるというのも見逃せません。ということは、無駄な汗をかかないで済み、体から過剰に水分が発散されるのも防いでくれます。
つまり、気になる汗のニオイを低減し、アセモやかぶれなどもできにくくなるということです。
からだの疲労感が軽減されるので、作業効率アップや、レジャーでもよりアクティブになれるという効果も期待できますね。
空調服のデメリットとして一番は、価格がそれなりということでしょうか。
ブルゾン本体、ファン2台、バッテリーで1セットですから、目先の本体価格だけ見ては確かに安い買い物とは言えません。
ですが、ここは長期目線が大事かと思います。しっかりしたものを選べば、これから先何年もの熱中症リスクを大幅に下げてくれることでしょう。
その他、気になる人は気になる点として、ファンが露出しているということです。こればかりは機能的に塞いでしまっては意味がありませんので仕方がありませんが。
それと、電動ファンの作動音も気になる人には気になるかもしれません。ただ、作業中はほとんど気になることはないとは思います。
もう1点、空調服を使わない方が良いと思われるのが、粉塵やホコリが多い場所でしょう。ファン自体の故障の原因にもなりかねませんし、自分自身もホコリを吸い込む羽目になってしまいますから。
さいごに
酷暑の時期は、ハッキリ言って命の危険と隣り合わせです。自称、暑さには強いと思っていた私ですが、2018年の夏はその言葉は撤回したいと思います。
かと言って、必要な外仕事はやらない訳にもいきませんから、そのための対策を考えなければなりません。
そこで目を付けたのが「空調服」です。
ブルゾンに風を送ることで体に空気の流れをつくり、涼しくするという発想は、実に理にかなっていると思います。
実際、一度着たらその快適さに、もう手放せないという声も多数聞こえてきます。
確かに、初期投資に決心が要る価格ではありますが、それだけの価値は十分にあるのではないでしょうか。
そういえば、街中で何人かの作業員が同じデザインの空調服を着ていたので、よくよく見てみると、胸に会社名と思しきロゴマークの刺繍がありました。
高価な空調服ではありますが、会社のユニフォームとして取り入れているってことですよね。
こういう会社が社員思いの良い会社ってヤツなんでしょう。
ウチの会社の会議でもこの酷暑を乗り切るために空調服を取り入れるよう提案したいところですが、果たして上役は何と言うか?
「はぁ? もっと稼いでから一人前の口きけや!」
くらいのこと言われて一蹴されそう。
(なんてブラックなんだろう・・・)
それはともかく、自分の身は自分で守るしかありません。会社が頼りにならないのであれば自腹を切ってでも空調服を手に入れて、2018年の酷暑を乗り切るというのも賢明な一つの選択だと思います。
ただし、バッテリー切れと、生地の破れだけはくれぐれも気を付けてくださいね^^
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