歯科治療記~15年ぶりに歯医者に行ってみた!~ その1 初診
2018/11/18
最近あなたのお口の中の具合はいかがでしょうか? 前回治療に行ってから5年も10年も歯医者に行ってなかったりしてませんか^^
かく言う私はというと、前回歯の治療に行ってから、かれこれ15年も行ってませんでした。
それは今まで特に痛いところもなく過ごせてきたからに他ならない訳ですが、最近妻が歯の治療を終えて経過良好なため、それからというもの、折に触れて私にも「虫歯や歯周病の検査だけでも行ったほうがいいよ」と言うようになったんです。
妻の歯科治療の経緯はこちら↓
言われる度に洗脳されて、今まで気にもしていなかった口の中のことが急に気になりだし、「そういえば最近左の奥歯で硬いものを噛んだとき、たまに痛みを感じることがあるかも、、」とか、「歯磨きしたあと出血することが多くなったかも」など、思いつくことが多々あることに気づいてしまったんです。
鏡で口の中をのぞいた限りは虫歯はなさそうですが、(と言っても銀歯は沢山ありますが・・・)大人虫歯は痛みを感じにくく、痛んだ時にはすでに手遅れ、なんて話も聞きますし、「銀歯の下はほぼ虫歯になってるから」と妻にも言われ続けられると、次第に不安が大きくなってきました・・・
果たして、ただの取り越し苦労で終わるのか、パンドラの箱を開ける事になってしまうのか?
恐らく1度行ったら色々ボロが出てきそうですが、この記事では、いつまでも逃げているわけにはいかないと意を決して15年ぶりに歯科医院の門を叩いてみた顛末についてお伝えしたいと思います。
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15年ぶりに口の中の検査をしてもらった結果は?
では早速口の中を歯科医院で検査してもらった結果をお伝えしたいと思います。虫歯の状況
上顎の状態はというと、前歯の裏側の治療痕が醜いですが、自分で見る限りは虫歯はなさそうに見えました。
ですが、レントゲン検査や歯科衛生士さんの入念な検査の結果・・・
左上の4番、5番の間、それと右上3番が虫歯だそう。確かに言われてみるとうっすら黒ずんでいるかも。
左側の奥歯が痛かったのはコレが原因だったんですね。それは仕方がないにしても、右上3番の犬歯が虫歯だったのは結構ショックです。
更に下顎の状態はというと・・・
現状でかなりの治療痕があってお恥ずかしいのですが、やはり自分で見る限りは新たな虫歯はなさそうに見えました。
ですがやはり、検査の結果、左下4番と5番の間が虫歯だそう・・・
という訳で、合計5本の虫歯が新たに発生していました。
歯周病の状況
歯周病の検査は、探針でポケットの深さを測る検査、その時の出血の有無、それと、歯を揺らしてグラグラ具合がどのくらいかという動揺度の検査を行いました。探針による検査は、チクチク感がなんとも不快でしたが我慢ガマンwその結果、ポケットの深さはほぼ2mm~3mmで安全圏だったのですが、右下5・6・7番の辺りが4mm~5mmとのこと。実を言うと、その部分は7番が抜歯済で、5・6・7の連結ブリッジなため、あまり磨かなくてもこれ以上虫歯にならないだろうと、歯磨きを手抜きしていたところ。
やはりそういうところは確実に歯周病が進行していたんですね。
歯のグラグラ度合いは幸いにも問題なしでしたが、探針を挿入したとき、ほぼすべての歯から出血が見られました。
という訳で、こちらも自分では大丈夫だと思っていたのですが、いやとんでもない、立派な歯周病患者となっておりました。
歯科衛生士さんは、「これから治療していけば大丈夫ですよ」と励ましてくれたのですが、妻に言わせると「歯周ポケットが5mmって結構ヤバイから!」だそう・・・
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本日の治療内容
今回は初診ということで、口の中の検査がメインでした。それと、全体的に歯の表面を超音波クリーニング。これがかなり効果テキメンで、クリーニング後は歯がツルツルになり、こびりついていた茶色い歯石もすっかりキレイに落ちていました。流石に機器も進化しているんですね。
次回はまず、歯周病の治療から本格的に始めるそうです。
本日の治療費は?
初診ということで、今日はレントゲン検査や歯周病検査、歯の表面クリーニングを行い、締めて3,800円でした。最近の歯科医院の様子
実を言うと、歯医者に行く決意をした理由は、自宅のごく近所、歩いて5分もしないところに新しく歯科医院が開業したからというのもあるんです。歯の治療って、治療自体も億劫ですが、歯医者に行くまでがまた気が重いんですよね^^
それが近所に歯医者ができたということで、ハードルがかなり下がったというわけです。
真新しい歯科医院ですから、待合室も明るくキレイですし、診察室ももちろん明るくキレイ。BGMが流れているため音は消してありますが、待合室には大型のテレビが設置してあり、音声は字幕表示されています。
診察室内も明るく、各診察台はパーテーションで区切られプライバシーを確保し、それぞれの診察台には口内を撮影した写真などを映し出すモニター、それとは別にこれまたテレビが設置してありました。そんな診察台が確か5~6台くらいあったかと。
15年ぶりに歯医者に行った感想としては、ずいぶん設備に投資しているんだなぁといった印象です。
新しい医院だけあって、歯科医の先生も歯科衛生士さんも若いというのもイイですね。
今後の治療方針、治療する前の事細かな説明(リスクも含め)、治療後、写真を交えての今日行った治療の説明など、一昔前の歯医者とは打って変わって安心して治療を受けられる環境もGoodです。
診察室に入ったとき、そして診察が終わったときに、他の患者さんを診察しているスタッフさんまでが「こんにちは~」とか「お疲れ様でした~」とか「お大事に~」とか声を掛けてくれる明るい雰囲気には逆に恐縮してしまいました。
今日の感想
正直、私は今まで歯磨きはそれなりにはちゃんとやってきたつもりで、実は虫歯も歯周病もないはずと決め込んでいたんです。ただ、銀歯の下は虫歯になっているんだろうなぁとは思いましたが。実際見た目には虫歯はありませんでした。でも、歯と歯の間が軒並み虫歯になっていたんですね。上の前歯なんかまさにその見本みたいなものです。
それは15年前にも言われていたことではあったのですが、めんどくさがって歯間ブラシやデンタルフロスなどはほとんど使ってきませんでした。
今さらの感が強いかもしれませんが、今後はブラッシングはもちろんですが、歯間ブラシもしっかり使って、歯間ケアこそちゃんとやってこうと痛感させられました。
それにしても、新たな虫歯5本、歯周病の治療、長年使った10本くらいある銀歯をはがしての再治療・・・
こりゃ、恐れていた通りの長丁場となりそうです。パンドラの箱を開けてしまったかもしれません。
続く・・・
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