地震対策に消火器は絶対備えた方が良い!おすすめの家庭用消火器具3選
2018/08/21
地震が起こったとき命の危険に直結するのが、家具の転倒の下敷きになってしまうこと、そして火災発生による逃げ遅れが挙げられます。
地震発生→家具が転倒→火事発生→転倒した家具に阻まれ逃げられない→・・・被災!
というのが最悪のシナリオですよね。
そうならないようにするためには、家具の転倒防止も、家庭用消火器の備えも、両方必要です。
家具の転倒防止対策については以前こちらの記事でご紹介しました。
そこで今回は、家具の転倒防止だけでは片手落ちなので、地震発生によって命の危険に晒される可能性が家具の転倒と並んで高い、火災発生時でも、最低限逃げ道を確保するための必須アイテム、『消火器』について触れたいと思います。
スポンサード リンク
目次
地震発生時に備えて消火器を用意しておくべき理由
もう30年くらい前の話なので時効ということにさせてもらって、私のしでかした失敗談を話させてください。
当時勤めていた会社の倉庫には、可燃性の液体が入った一斗缶がありました。
あるとき、私と同僚の2人だけが倉庫にいたときに、ふと私が、
「この可燃物って、どのくらい燃えるのかな?」
なんて話をすると、同僚も乗ってしまって、
「ちょっと試してみようか?」
ということになってしまったんです。
そこで、一斗缶の蓋を開け、コンクリートの床に3mくらい一筋に垂らしてみたんです。
そして、可燃性液体の入った一斗缶は安全と思われるところに離して置き、液体を垂らした床まで行って同僚がライターに火をつけた瞬間。
「ボン!」
と軽い爆発音がしたかと思うと、まさに一瞬にして床に垂らした一筋の可燃性液体から、猛スピードの導火線の如く火の手が伸びていったのです!
まだ、立ったままライターに火をつけただけで、可燃性の液体にその火を近づけた訳でもないのにです。
可燃物とライターの炎の距離は、2mくらいは離れていたと思います。
その時私はというと、とっさの出来事に、一歩も動くことが出来ず、ただただ「あぁ~」だの「おぉ~」だのと叫ぶばかりでした。
ライターに火をつけた張本人の同僚は必死の形相で近くにあった畳んだ段ボールやら何やらで火を消し止め、なんとか他に燃え移ることもななく事なきを得ました・・・
もちろんこのことは同僚と私だけの秘密ですが、あのとき、一大事にならなくて本当に良かったと思います。
この時思ったのが、実際に私が手を下して火が付いたのなら、何らかの動きも出来たのでしょうが、全くの想定外に事が起こった時、人間って、とっさに動けないものなんだなぁ、ということです。
まぁ、動ける人は動けるんでしょうけど。
あるとき、私と同僚の2人だけが倉庫にいたときに、ふと私が、
「この可燃物って、どのくらい燃えるのかな?」
なんて話をすると、同僚も乗ってしまって、
「ちょっと試してみようか?」
ということになってしまったんです。
そこで、一斗缶の蓋を開け、コンクリートの床に3mくらい一筋に垂らしてみたんです。
そして、可燃性液体の入った一斗缶は安全と思われるところに離して置き、液体を垂らした床まで行って同僚がライターに火をつけた瞬間。
「ボン!」
と軽い爆発音がしたかと思うと、まさに一瞬にして床に垂らした一筋の可燃性液体から、猛スピードの導火線の如く火の手が伸びていったのです!
まだ、立ったままライターに火をつけただけで、可燃性の液体にその火を近づけた訳でもないのにです。
可燃物とライターの炎の距離は、2mくらいは離れていたと思います。
その時私はというと、とっさの出来事に、一歩も動くことが出来ず、ただただ「あぁ~」だの「おぉ~」だのと叫ぶばかりでした。
ライターに火をつけた張本人の同僚は必死の形相で近くにあった畳んだ段ボールやら何やらで火を消し止め、なんとか他に燃え移ることもななく事なきを得ました・・・
もちろんこのことは同僚と私だけの秘密ですが、あのとき、一大事にならなくて本当に良かったと思います。
この時思ったのが、実際に私が手を下して火が付いたのなら、何らかの動きも出来たのでしょうが、全くの想定外に事が起こった時、人間って、とっさに動けないものなんだなぁ、ということです。
まぁ、動ける人は動けるんでしょうけど。
このように、もし地震で想定外のところから火の手が上がったら、その場で足がすくんで動けない、なんてことも十分に考えられます。
なので、自宅の取り出しやすいところに消火器を置いておくことは必須だと思うのです。
もしあなたが、「火が大きくなる前に十分にげられるさ」と思っているのであれば、その考え、改めた方がいいかもしれません。
スポンサード リンク
用意しておきたい家庭用消火器3選
地震の発生に伴って火災が発生した場合は、1にも2にも逃げ道を確保することが最重要課題。そのためには、「コンパクトで扱いやすいことが大切」という観点で選んでみました。
ファイテック 投てき型消火用具「簡単一発消火ボトル」
投てき用消火用具・消火剤「ファイテック」 |
まず初めにおすすめするのがファイテック 投てき型消火用具「簡単一発消火ボトル」です。
こちら、燃え盛る炎に投げ入れるだけで火を消せる消火用具。500mlのペットボトル程度のコンパクトなサイズながら、2m×2m×2m程度の炎なら完全消火できる実力があります。
高さ20cmから落としただけで割れる構造、炎に投げ入れるだけという扱いやすさからお年寄りや、女性にもおすすめできます。
緊急時、逃げ道を確保するためにぜひ備えておきたい消火用具です。
天ぷら油消火剤のおまけが付きます^^
ファイテック 天ぷら油用消火剤「天ぷら火災発生時に箱のままいれるだけ」
天ぷら油用消火剤「箱のまま入れるだけ」(火災 初期消火 消火剤 中性消火剤) [M便 1/4] |
こちらは、同じくファイテック社製で、天ぷら油用消火剤「天ぷら火災発生時に箱のままいれるだけ」です。
天ぷら油火災の場合は、先の投げ入れるタイプでは油が飛び散ってしまうため使えません。その心配がないのがそのまま入れるタイプの消火剤。これなら油を石鹸化し更に冷却して消火するので再燃する心配もありません。
キッチンに備えておいて、万が一のときすぐ手が伸びるようにしておくと安心ですネ。
ヴィプロス ファイヤーロックNEXT
ヴィプロス ファイヤーロックNEXT FIRELOCKNEXT VS-053 |
スプレータイプもいつでも使える場所に置いておけるコンパクトさがうれしいですね。
こちら、ヴィプロス ファイヤーロックNEXTは、ヘッドが押しやすのがおススメ理由。
壁に設置できる専用ホルダーも付属しています。
スプレータイプは噴射距離が取れるのがイイですよね。油火災の際でも2~3m先から噴射できます。
ただ、いざという時、慌てて殺虫剤などのスプレーと間違えないようにしなければならないのがこのタイプの注意点です^^
おわりに
地震発生時、まして火災発生となると、まず平常心ではいられません。そんなときの為に、すぐ手が伸びるところに消火用具を備えておくことは非常に重要かと思われます。これが生死を左右することもあると言っても過言ではありません。
とは言え、家庭用消火器具は、あくまで初期消火用。避難経路確保が第一目的と割り切って、過信し過ぎないことも大切です。
それと、製造年月日より3年間など、標準使用期間も決まっていますので、その確認も要注意です。
そう滅多に出番が来るものではありませんが、意外と家庭用消火器の準備というのは、見逃されてるのではないでしょうか。
もし、そういえば考えていなかった!
ということであれば、万一の保険として、この機会に家庭用消火器の準備を検討していただければと思います。
スポンサード リンク