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笑えない銀歯の話!妻の歯が治療されて全部白くなった影響…(その2)

      2018/06/10

 
口元を抑える女性 「銀歯が気になって口を開けて思いっきり笑えない…」

という方もいらっしゃるのでは?

特に私のようにアラフィフの中高年世代だと、歯の治療といえば銀歯が当たり前で、うっかり歯医者さんの言いなりになっていると、前歯にまで銀歯を入れられかねない時代でした。

実を言うと、私も物心が付いたときにはすでに全ての乳歯が虫歯で、奥歯は全部銀歯でした。もちろん前歯もボロボロ…

でも、そのころはまわりの子供たちも味噌っ歯の子がたくさんいましたし、中には、虫歯で前歯が全部無くなっちゃった子や、前歯があっても全部真っ黒けで逆三角形の子、虫歯だらけなのに「あたし一度も歯医者に行ったことがないんだぁ」なんて虫歯自慢してる子すらいました。

なので、

「みんなで虫歯になればコワくないw」

でさほど気にもしませんでしたけどね。

その流れで、私自身は自分の銀歯も他人の銀歯もあんまり気になりませんし、むしろあって当たり前という感じ。

逆に、見せびらかせ過ぎないように気を使っています(笑)

さて、前置きが過ぎましたが、この記事は前回の続きで、妻が銀歯の再治療をして銀歯のない白い歯を手に入れたのはいいのですが、その影響で私が困っていることについてお伝えさせていただきます。

そして、ここにきて週刊誌などでも頻繁に取り上げられていますが、銀歯ってそんなに悪者なのかという銀歯の是非についても私の意見を少々語らせていただければと思います。

この記事からご覧になった方は、よろしければ前回の記事もこちらからどうぞ


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妻が銀歯から白い歯に変貌して私が困っていること

怒ってる? 妻が銀歯のない白い歯になって私が困っていること、それは

「あなたも銀歯を入れ替えた方がいいよ」

ということを、ことあるごとに説得されるようになったことです。

さすがに直接的にそうは言いませんが、遠回しにいつの間にかその話題になっているんです。

子どもの話やら、ママ友の話やら、雑談をしている最中でも、一旦話題が途切れると、

「そういえばさぁ…」

と、それまでの話とは何の脈絡もなくいきなり銀歯の話が始まることもあります。

まぁ、夫婦面と向かって話していれば相手の口元が気になってしまうのも仕方がないのでしょうが、

「えぇっ!その話題からいきなり銀歯の話にいく?」

なんてこともしばしば。

きっと今まで気になって気になってずっと言いたかったんでしょうが、自分にも銀歯があるうちはそう言い出せなかったものが、銀歯を取り除き白い歯になってすっかり自信を取り戻した今、堰を切ったように言葉があふれ出てきたんでしょうね。

本当に困ったものです^^


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妻が銀歯を入れ替えるよう説得する理由

歯科治療 妻はなかなか研究熱心なタチで、なにかコトを始めるに当たって、いろいろ情報を仕入れるんです。

特に今回は今後の人生の質を左右しかねない重大案件ですから、相当下調べもしたでしょうし、歯科医の先生からもさまざまな知識を得た様子。

その得た知識を駆使して、理詰めで説得して来るんです。

そしてどこかで聞いたような言葉ですが「対話と圧力」、そんなテクニックも使ってなんとか私を歯科医送りにしようと企んでいます(汗)

「わたしなんか、歯の治療の痛みなんて全然平気よ、あなたまさか…」

みたいな。

そこで大の男が本音を口に出すわけにもいきませんしねぇ…

「女性は強し」です。

ただでさえ私は口じゃ妻に到底かなわないですから、って「しゃべり」のことですが、今じゃ「歯」でもかないません。

なので私が落ちるのも時間の問題でしょう。

近い将来、十数年ぶりに歯医者に行く羽目になるのかと思うと気が重いです。それに大きい声じゃ言えませんがコワいです…


ただ、妻の言うことにも一理あって、亭主の銀歯が目障りだから何とかしてほしいというのもあるでしょうが、れっきとした銀歯を入れ替えてほしい理由もあるのです。

そこで妻が銀歯を入れ替えるようと私を説得する本当の理由をご紹介します。

銀歯の下では虫歯が進行しているかもしれない!

銀歯ちょい見え _下 自分自身がそうであったように、銀歯と自前の歯の接合面には時間の経過とともに隙間ができ、そこから二次虫歯が進行している、というのが妻の持論。

私も前回歯の治療をしてから、たぶん10年以上はご無沙汰なので、

妻曰く

「銀歯の下はほぼ確実に虫歯になってるから!」

そして、銀歯で蓋をされているから、痛みも感じないし、冷たい水でも歯がしみることもないと。

銀歯の下で大きく虫歯が進行していたら大変なことになり、最悪歯を失うことにもなりかねないと言うのです。

私も何本かは神経を抜く治療を受けていることもあり、そう言われると大いに不安です。

銀歯の下の細菌が歯周病を誘発し、それが全身の重篤疾患の要因になる!!

銀歯の下に隙間があると細菌の恰好の住み家となり、歯周病を誘発するリスクが高まります。

そして、歯周病で歯を失うリスクが高まるだけではなく、その細菌が出す毒素が全身にまわり、さまざまな重篤疾患の要因になるというのです。

言われれば確かにその通りで、食べ物は口でかみ砕かれて飲みこむ訳ですから、口の中に毒素が放出されていれば、食べ物と毒素がよーく混ぜ合わされた状態で、否応なく体内に送り込まれます。

この毒素が全身にくまなく行きわたるのですからどうすることもできません。

極論、歯を使わない流動食だったら別でしょうが、それもちょっと…

そんな歯周病との関係が指摘されている重篤疾患として、脳梗塞、心筋梗塞、動脈硬化症、糖尿病、腎炎、誤嚥性肺炎等々…

成人病、生活習慣病と言われていた疾患のほとんどが歯周病と関連していたとはかなりショックです。

「疲れやすくなったり、集中力が続かなくなったりしているのは、歳のせいだけじゃないのかなぁ?」

なんて疑心暗鬼になってしまいます。

また、「歯茎が腫れることはないの?」という、ドキリとさせられる妻の質問に対して思い返してみると、そう、あるんです。

最近、飲み会やら仕事が立て込んで夜遅くなってしまったときなど、歯磨きをさぼって寝てしまうと、たった1日歯磨きしなかっただけなのに翌日、ほぼ確実に歯茎が腫れるんです。

それを言うと畳みかけられるので、妻には生返事をしてごまかしましたけど、実は結構私の口の中もヤバイことになっているのかもしれません。

とても「私は歯周病なんかじゃありません!」と大きな口を開けて言うことはできません。

それと、「大きな口」と言えば、口臭にも自信が持てません。

妻や息子たちから面と向かって「口が臭い」と言われたことはありませんが、朝起きてすぐや、大あくびをしたときなど、自分の息が何となく臭っているようないないような。

さすがにそこは、余程ひどくなければ当人のプライドを傷つけますから家族もハッキリとは言えないのでしょうが、だからと言ってこちらから「オレ口臭くない」と聞く勇気もありません。心当たりがあるだけに。

もしかすると、妻が私に銀歯の再治療を勧める理由はその辺にもあるのかもしれません。

虫歯菌は認知症の要因でもある!!!

総入れ歯 ある調査結果によると、虫歯菌(ミュータンス菌)が脳出血の原因になるというのです。

口内に潜むミュータンス菌が口の中にできた傷などで体内に入り、脳血管までたどり着くと、脳血管の内皮膜を溶かしていき、更に外皮膜を浸食していくらしいのです。

それを阻止しようと白血球がミュータンス菌を攻撃しますが、そのとき有用な組織まで破壊してしまい、その結果脳出血が発生するというのです。

脳出血は認知症の重大な原因の一つですから、そのリスクが劇的に上がってしまうという訳です。

これには身近にリアルなモデルケースがありまして、それが私の父。

口内環境だけが認知症の原因ではないでしょうが、私の父は総入れ歯

一つ笑えないエピソードを紹介しましょう。

物忘れが相当進んだ父は、あるとき私と一緒に外食に出掛け、レストランで注文したランチが運ばれてきて、そのとき初めて下の入れ歯を入れてこなかったことに気付いたのです!

たまたま豆腐の小鉢がついていたのでそれだけは食べられましたが、メインの生姜焼き定食は当然食べられず、私が2食分食べる羽目になりました。

しかも、下の入れ歯をどこに置いたかも忘れ、それが気になってレストランでの食事も落ち着いて楽しめません。というか父は豆腐の小鉢とドリンクバーだけでしたがw

大急ぎで私は2食分平らげ、腹パンパンで慌てて帰ったところ…

入れ歯は居間のちゃぶ台にポツンと置いてありました。

とは言え、86歳という年齢からすれば、なんとかコミュニケーションが取れるだけ私としてはありがたいです。(耳が遠いのには困ったものですが)

しかし、そのを話を聞いた妻は気が気じゃありません。

他人事なら笑って済ませられますが、当事者としては、そこまで行ってしまった私の父の認知能力の低下もショックでしょうし、父に未来の亭主の姿を映し見ているのでしょう。

このまま銀歯を放置して、近い将来、自分の旦那が若くして総入れ歯になり、それをどこにやったか分からなくなって大騒ぎした挙句、そのころには歯周病菌に脳を侵され回復不能の認知症を患って面倒を見なければならなくなっていたとしたら…

悲劇以外の何物でもありませんからね。

「あのときもっと口を酸っぱくして言っとけばよかった!」

と後悔もするでしょう。

口腔内に「十何年も何十年も入れっぱなしの銀歯」という、歯を失うリスクや全身に重篤な疾患を誘発するかもしれないリスクをたくさん抱えていることが分かっていて、しかも今どきはそんなにお金を掛けずに銀歯じゃない治療を施すことができるのであれば、

あとは、

「あなたの勇気と決断だけでしょ。」

というのが妻の言い分です。

私のことを気遣ってくれていると、ありがたく受け止めておきますが、とりあえず問題なく使えている銀歯を外して、万が一悪い方向に転んだらどうしよう、、、

という一抹の不安をぬぐい切れないのも本音です。

それに私の口の中には銀の「詰め物」だけでじゃなく、妻は気付いていないかもしれませんが、フルメタルクラウンやフルメタルの3連ブリッジなどもありますから、それは多分保険じゃできないよなぁ、ということも気がかりです。

なので、歯医者さんに行くにしても、

「お願いだからもう少し心の準備をする時間をちょうだい!」

というのが私の言い分です。


中締め

さて、今回は銀歯を白く再治療して自信を取り戻した妻が、明るく、より一層前向きになったのはいいのですが、その反面私が困っていること、そしてそんな妻が訴える「銀歯を取り除いた方がいい理由」についてお伝えさせていただきました。

これに対して、私にも銀歯ってそんなに悪者かなぁ、という言い分もあるのですが、ちょっと長くなってしまったので、それについては、次回改めて語らせて頂けたらと思います。


ないに越したことはない銀歯。

転ばぬ先の杖で、


「虫歯になってから歯医者に行くのではなく、虫歯にならないように歯医者に行く」


今さらですが、それが大事なことだったんですよね。

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