明日への活力!暮らしのネタ帳

あなたの暮らしをちょっと充実させるお役立ち情報を綴った雑記ブログです。

*

電力自由化スタート!本当にお得なのはファミリー世帯ではどこ?

      2018/08/22

 
環境保全 いよいよ2016年4月からスタートする電力自由化。

100社以上が参入を表明しているとのことですが、実際のところ、どの会社がお得なんでしょう?

そもそも、今契約している電力会社を乗り換える必要ってあるのでしょうか?

東京電力をはじめとした、既存の一般電気事業者だって、電力自由化に伴って、いろんなサービスを打ち出してくるんじゃないの。

と、未だ、電力自由化の波には乗れず様子見の私ですが、いざ電力自由化が始まったら、本当に電力会社を乗り換えたほうがお得なのかどうかなど、いろいろ疑問が湧いてきませんか?

電力自由化が目前に迫り、そろそろ本命選びを真剣に考えてみようということでファミリー世帯にとって、本当にお得なのはどこか具体的に検討してみました。

スポンサード リンク


電力会社を選ぶポイント

まず、数ある電力会社から1社選ぶとなると、ポイントを定めてから検討するのがいいと思います。

でないと、あれもイイ、これもイイ、と目移りしてしまって迷うばかりになってしまいかねません。

まぁ、時間に余裕がある方であれば、消去法でじっくりいろいろなところを検討するのも決して悪くはありませんが^^

さて、そこで電力会社を選ぶポイントですが、

  1. あなたのライフスタイルに合った会社かどうか
  2. 様々な業種の企業が各社の特徴と組み合わせたサービスを打ち出していますので、
    あなたご自身のライフスタイルに合った会社を選ぶことです。

    たとえば、車をよく使うのであれば石油会社、
    スマホをよく使うのであれば、携帯電話会社などが候補として有力でしょう。

    また、時間帯によって価格の異なるプランを打ち出している企業もあります。

  3. サポート体制がしっかりした会社かどうか
  4. もう一点、サポート体制がしっかりしているかどうかも重要です。

    各社がそれぞれの強みを組み合わせた料金プランを提案していますので、
    その内容が結構複雑だったりします。

    そうなると、分からないところを問い合わせして確認したり、
    どんなプランがいいのか相談したりしたくなるもの。

    そんなときしっかり対応してくれるサポート体制が整った会社を選びましょう。
 
スポンサード リンク

電力会社を比較検討しよう

ポイントが定まったとはいえ、さて、じゃあどこにしょうか?
と迷ってしまうかもしれません。

そんなときは、とりあえず電力比較サイトで検討してみるのいいかもしれません。

まずは特定の電力会社に偏ることなく、公正・中立な立場で比較できる
価格.comや、エネチェンジなどがオススメです。

ということで、私も早速シュミレーションしてみました。
 

エネチェンジの場合

まず現住所の郵便番号を入力することからスタートします。

次に、契約内容や電気代を入力するので、
直近の電気代の請求書を用意すると良いでしょう。

その次に、世帯人数やライフスタイルについて選択します。

これらを入力し終わったら、シュミレーションスタートです。

すると、おすすめ順、電気代節約額順ということで
各24位まで候補が列記されます。

といっても、私の場合、10位以下は割高でしたが・・・

おすすめ順というのは、価格の安さだけではなく申し込みのしやすさなど、
さまざまなポイントを考慮したものなのだそうです。
 

価格.comの場合

まず、今住んでいる都道府県を選びます。

すると、郵便番号、世帯人数、電気の月間使用量などを
入力する画面に切り替わります。

月間使用量は、1年12ヶ月分を入力できるので、
面倒でなければ1年分の請求書を用意して入力すると、
より精度の高いシュミレーションができます。

もちろん、1ヶ月分だけでも、あとは推定してくれるので大丈夫です。

これらを入力し終わったらシュミレーションスタートです。

すると現在の契約を基準に、節約額の大きい順に20位まで候補が列記されます。
こちらも、15位以下は割高でした。

価格.comの場合、1年、2年、5年で試算してくれますので、
長期の契約を視野に入れている方に使い勝手がいいかもしれません。


※一つのサイトだけではなく、複数のサイトで検索してみると
 どこが自分に適しているのかが、よりハッキリわかると思います。

 

オススメの電力会社はココだ!

オススメの電力会社はココだ!なんて言ってはみたものの、
これは、各ご家庭のライフスタイルによってお得となる会社は異なってきます。

一概にここが一番!とは言い難いので、シュミレーション結果なども参考に、
ご自身に一番適した企業を選んでいただければと思います。

と、前置きしたところで、参考までに私の場合の結果です。

神奈川県川崎市在住、家族4人、契約種別:従量電灯B 40A、3月の電気使用量280kWh、
それと、日常の生活スタイルを入力してシュミレーションしてみました。

エネチェンジでは、おすすめ順だとセット割引でトータル的には安くなっても、
電気代だけで見ると割高だったりするので、電気代節約額順で見てみました。

1位:東燃ゼネラルグループ myでんき 従量電灯B(40A)
  年間節約額:4,143円

2位:HTBエナジー H.I.S従量電灯B
  年間節約額:4,127円

3位:イーレックス 従量電灯B
  年間節約額:2,761円

4位:エネオスでんき
  年間節約額:2,444円

※5位以下は、年間節約額が数百円なので割愛。


一方、価格.comの1年を基準とした場合の節約額順はといいますと、

1位:イーレックス 従量電灯B
  年間節約額:4,356円

2位:東燃ゼネラルグループ myでんき 従量電灯B
  年間節約額:3,887円

3位:H.I.S 従量電灯B
  年間節約額:3,872円

4位:エネオスでんき Aプラン
  年間節約額:3,801円


順位、節約額に違いはあるものの、奇しくも顔ぶれは同じ結果となりました。

やはり、元々燃料を販売している企業、
東燃ゼネラルやエネオスでんきが強いようです。

イーレックスは、「Energy Resources Exchange(エネルギー資源の交換)」
の頭文字から取った社名だそうで、電気・ガス業を営むPPS、新電力の1つです。

H.I.Sは、旅行会社として有名ですね。

正直、ガス会社がもっと上位に食い込んでくるかと思ったのですが、
予想が外れました。

個人的には、東京ガスが上位に入っていれば、
それで決定するつもりだったのですが^^

ちなみに、東京ガスは価格.comの7位に入っていまして、
年間節約額は1,283円とのことで、やや見劣りがします。


さて、この上位4位の中でどれが一押しかを選ぶとすると・・・

よく使うサービスがあればそれで決定してしまってもいいのですが、
旅行は年1回くらいだし、車も仕事では毎日乗るものの、
マイカーはそれほど頻繁には乗らないし・・・

イマイチ決定打に欠けます。

もう1社、新電力のイーレックスという会社。

この会社は今回初めて知りましたが、これは、「新電力」というものについて、
もう少し詳しく調べた方が良いかもしれないと思いました。

現状よくわからない会社を一押しにする事もできませんが、
この4社の中では、何やら気になる存在です。

 

さいごに・・・

ホントにお得な電力会社はどこか、ということで調べてみて、
まず思ったのですが、思ったほどは安くならないということです。

あくまで電気代単体での比較で、現状の10%くらいは年間安くなるのかと思ったのですが、我が家の場合は、その半分、5%くらいでした。

ただ、今の電力会社から乗り換えることによって、電気代が確実に安くなる
ということは分かりました。

となると、満足のいく割引額をゲットするには電気代単体割引もさることながら、やはりセット割引に目を向ける必要があるのかなと思った次第です。

車をよく使う方や、スマホをよく使う方は、石油会社や携帯電話会社がオススメと言えるでしょう。

旅行好きの方なら、H.I.Sが最適かもしれません。

ですが私のように、特にこれといってよく使うサービスが無い、という方は、一度、イーレックスのような「新電力」について詳しく調べてみてもいいかもしれません。

本当にお得な会社を見つけるには情報収集の手間を惜しんではいけないのです。

私も、石油会社を候補に入れつつ、新電力について調べてみたいと思います。

ただ、明確なメリットがはっきりしていないならば、まだ慌てて乗り換える必要はないかな、というのが正直なところです。

現時点では、実際に電力自由化がスタートしてから、どこがお得なのかを見極める「様子見」という選択肢もアリだと思いました。


スポンサード リンク

 - ライフ, マネー情報