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お見合い結婚の離婚率をグラフで検証! 見えてきた今どきの結婚事情

      2018/08/22

 
ご挨拶する晴れ着女性 あなたは「お見合い」と聞いてどう思いますか?

私は既婚者ですが、もし独身だったらと想像して、お見合いを持ちかけられたら、

「面倒くさいので御免被ります。。。」

と、今までだったら即座に答えていたでしょう。

その理由は、お相手の女性がどうこうということよりも、お見合いを「持ちかけられる」ということは、仲人なり、親なり、結婚相談所なり、第三者が介在する訳で、そちらの対応を考えると滅入ってしまうからです。

そんな「お見合い食わず嫌い」だった私でしたが、ふとしたきっかけから「お見合いってホントはなかなかイイものなのかも」と思うようになったんです。

それは父から、母とのなれ初めの話を聞いたことでした。

その内容については次で少し触れさせていただきますが、そんな訳で今回は、今どきのお見合い結婚事情、そしてその後の離婚率ってどうなんだろうということなどを調べてみて、グラフから見えてきたお見合い結婚の良さについてまとめてみました。

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父と母のなれ初め秘話

と、本題に入る前に父と母のなれ初めの話を少々^^

先日、お盆で実家に帰省した折、亡くなった母の思い出話になり、そのときふとしたきっかけから急に父が母とのなれ初めの話を始めたんです。それが今の高齢の父からは想像もつかないくらいドラマチックで、ホント、「人に歴史あり」なんだなぁと思ったんですw

もう50年以上昔の話ですから、恐らく「お見合い」だろうとは思っていましたが、敢えてそんなことを親に訊ねるのも気恥ずかしく、今までこちらから訊いたことはありませんでした。

それはどんな内容かといいますと・・・

当時父は田舎で、ある植木職人の親方宅に住み込みで働いていました。そしていつのころからかそこのお嬢さんに好意を持たれたんだそう。

容姿はきれいな女性だったのですが、内面的に合わないと思っていた父は、昔気質の生真面目さも手伝って自分の気持ちを正直に彼女に伝えたのです。

するとそのお嬢さんは涙し、取り乱してしまいました。

焦った父としては、もはや一つ屋根の下には暮らせないと悟り、翌日に荷物をまとめて都会に住む父の兄の元へ逃げてきたんだとかw

そこで程なくしてから、兄の口利きで、東北出身で父と同様苦労人だった女性とお見合いをすることに。

昔気質で、容姿より女性の内面的な部分にうるさい父ですが、その女性とは不思議と意気投合し、そのままとんとん拍子に結婚することになったそうです。

その女性こそ言うまでも無く、母その人です^^

女性に厳しかった父が、初めて出会った人とそこまで意気投合できたのも驚きですし、自分で探してもまず見つからなかったであろう、そんな女性とのご縁をつなぐことができるのがお見合いの素晴らしさかも、と思いました!

父の口から初めて「父と母はお見合い結婚だった」ことを聞き、

「この二人相性ピッタリでどう考えても別れないだろう」

と思えた両親の結婚生活を思い出すと(と言っても、父は気の強い母の尻に万年敷かれていましたがw)お見合い結婚にとても興味が湧いて来たんです。

母は既に他界してしまいましたが、できたら母の父に対するなれ初め時の想いも聞いてみたかったですね。(一喝されて終わりでしょうけどw)


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今どきのお見合い結婚事情と離婚率をグラフでチェック!

ではでは^^

改めまして、今どきのお見合い結婚事情と離婚率はどうなっているのか見てみましょう。

結婚構成の推移出典:http://www.ipss.go.jp/

恋愛結婚とお見合い結婚の推移をグラフで追ってみると、1960年代末にそれまで多数を占めていたお見合い結婚の比率が逆転し、以降は一貫してお見合い結婚は減少し、2010年~2014年は5.3%と、どうも下げ止まったようです。

そもそも、今どきは仲人としてお相手を紹介してくれる人も少なくなりましたし、晩婚化も進んでいますから、お見合いの機会自体が少ないのは仕方ないことですが、残念なことです。


離婚率出典:http://www.ipss.go.jp/

そんな中、離婚率は恋愛結婚の増加と共に増加を続けていましたが2003年をピークに減少傾向に転じました。

これを、恋愛結婚だけで見ると離婚率は約40%、一方、お見合い結婚では約10%と大きく差があります。

結婚件数としては、恋愛結婚が全体の約95%を占めている訳ですが、恋愛結婚とお見合い結婚の離婚率に4倍もの差が出るのはなぜなんでしょう?

人間の考え方は、先入観や多数派に流されやすいものですから、今どきはすっかり大多数の人が恋愛結婚至上主義ですが、お見合い結婚だってもっと多くの人が取り入れれば、離婚をすることもなく円満な家庭を築けるのかもしれません。

ということで、さらにお見合い結婚について考察してみました。


お見合い結婚の離婚率が低い理由

お見合い結婚と言っても、最近では、仲人役からの紹介もさることながら、結婚相談所などに登録して、そこからの紹介で交際がスタートするというパターンもあります。

いずれにしても、それらお見合い結婚の離婚率はなぜ低いのでしょう? その理由は下記に依るところが大きいと考えられます。


  • お見合いは明確に結婚相手を探すことが目的な為、お互い気持ちにブレがない
  • お見合いではあらかじめ詳しいプロフィールを交換しているので付き合う前に素性が分かっている
  • お見合いでは第三者(仲人や結婚相談所スタッフ等)が間に入ることで相手を客観視できる
  • お見合いは相手に納得できなければ気兼ねなく断ればいいので妥協する必要がない
  • お見合いはで最低限「一緒に暮らせる」というラインをクリアできれば相手の良いところを見つける度に好感度が増す

これらのことから、「お互いに納得する」というハードルさえクリアできれば、長続きする可能性が高いのです。

そう考えると、お見合い結婚の離婚率は10%(10組中1組)という低さも納得ではありませんか?


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お見合いの良いところ

以上のことから、お見合いの良いところをまとめてみますと、

  • お見合いは結婚目的が大前提!
  • お見合いは、恋愛の相手を見つけるのが目的ではなく、あくまで結婚相手を見つけることが目的なので、うまく活用できれば結婚への最短距離と言えます。

  • お見合いは短期決戦!
  • 結婚を前提としている以上、お付き合いをするかしないか、二つに一つ、ハッキリしています。お付き合いが難しいのであれば、早めにお断りすればよく、時間を有効に使うことが出来ます。

  • お見合いも立派な婚活の手段!
  • 「お見合いなんて昔くさい!」「お見合いは田舎の人がやることでしょ」「お見合いは最後の最後にやること」なんていう偏見こそが古い考え方ではないでしょうか。

確かに、「世話焼きおばさんが縁談を持ってくる」なんていうのは今どきそうそうないかもしれませんが、お見合いの新しい形態として、結婚相談所に登録して、結婚に前向きな異性との出会いの場を広げるというのは、とても理にかなった方法かと思われます。

結婚って、お互いの「価値観」の一致が重要な要素の一つです。たとえ日常の些細なことでの意見の食い違いがあったとしても、根本的なところで価値観が一致していれば些細な日常の事がらなんて寛大に見ることができますから^^


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さいごに

突然父の口から出た、衝撃の母との出会いの物語。というほどのものではありませんが^^

出身地も生い立ちもまるで接点のない赤の他人だった父と母がお見合いで出会い、意気投合して数十年と寄り添い合う。

なんてドラマチックな話でしょう。

そこでお見合いをなれ初めに出会った、好みがうるさい同士の父と母。そんな二人が惹かれあったというのも運命としか言いようがありません。


確かに、好き合った相手を見つけて大恋愛の上結婚! というのが理想かもしれませんが、お見合いで出会った相手が運命の人だったということもあるんだという好例がこんなに身近にあったとは本当に驚きです。

お見合いは古いとか、田舎者がやることだ、などという先入観からお見合いを食わず嫌いで闇雲に敬遠してしまうのは本当にもったいないことです。

あなたがもし、「結婚したいけど出会いがない」と思っているのであれば、「お見合い結婚」も一つの選択肢として視野に入れてみたらいかがでしょう。


それと余談ですが、今回、父のいろいろな生い立ちの話を聞いて思ったのが、息子と言えども、親のことってほとんど知らなかったんだなぁということです。

あなたのご両親にも、もしかしたらあなたが知らない衝撃の秘話が隠されているかもしれませんよ^^

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