富士山の山開きはいつ? 2017年の登山期間とマイカー規制情報まとめ!
2018/08/24
この記事をご覧になっているあなたは、
「2017年、今年こそは富士山に登るぞー!」
と、決意されたのでしょうか?
じつは私もそう密かに決意した一人です。
そうと決まれば、2017年の富士山 山開きはいつなのか? が気になりますよね。そこでこの記事では、今年の富士山 山開きはいつからなのか、そして登山期間はいつまでなのか? を調べてお伝えさせていただきます。併せて、富士山にアクセスするにあたってのマイカー規制情報もまとめましたので、ご参考にしていただければと思います。
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2017年の富士山 山開きはいつから? 登山期間はいつまで?
静岡新聞によりますと、2017年も静岡県側と、山梨県側で富士山の山開きの日はそろわず、静岡県側が7月10日、山梨県側が7月1日となります。山梨県側ということは、富士山4大登山ルートで言うと、吉田ルートになります。静岡県側の須走ルート、御殿場ルート、富士宮ルートは7月10日まで待たなければなりません。なお、閉山日は両県とも9月10日で、こちらは統一です。
山梨県側は、神事の都合上、毎年7月1日を開山日としていますが、静岡県側では、雪解けがまだ間に合わないという理由で7月10日を前倒しすることは難しいようです。そうすると、山頂付近は静岡県の管理となるため、7月1日~7月9日までは、山梨県側から登ったものの、山頂付近のトイレや山小屋が使えないという困った状況が発生してしまうことになってしまうんですよね。
それぞれの県の都合があって仕方のないことではありますが、できたら山開きの日も統一して欲しいものです・・・
まぁ、私のように家族で登るつもりであれば、開山日と同時に突撃することはなく、子供が夏休みに入ってからなので、特に問題はないんですけどね^^
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2017年 富士山マイカー規制期間は?
富士山へのアクセス手段として、出来れば車で行けたら楽ちんなのですが、やはりそれは皆さん同じく考えること。年間(といっても、7月1日の開山日から閉山までのわずか約2か月間)で、20万人以上の人が登りに来るところに、数少ない入山ルートしかないんですから、渋滞緩和や、世界遺産でもある富士山の環境保護の為にも、マイカー規制は仕方のないことです。
ということで、富士山のマイカー規制情報をまとめておきます^^
須走ルート
須走ルートの登山口である、須走口五合目へのアクセスは、東富士五湖道路・須走ICからふじあざみラインを使って約11kmですが、開山日の7月10日~閉山日の9月10日までの63日間はマイカー規制が実施されます。規制期間中の須走口五合目までのアクセスは、須走IC近くの須走多目的広場が仮設の駐車場となりますので、そこにマイカーを停めて、シャトルバスに乗り換えるかたちとなります。
駐車場の収容台数約500台、駐車料金は1回1,000円(電気自動車・プラグインハイブリッドは500円らしい)
須走多目的広場から須走口五合目までの所要時間は約30分、2016年時点での運賃は、
片道1,220円、往復1,600円(子供半額)と、結構高いですね(汗)
富士宮ルート
富士宮ルートの登山口である、富士宮口五合目へのアクセスは、新東名高速道路・新富士ICもしくは、東名高速道路・富士ICから富士山スカイライン経由で約39km。ですが、こちらも須走ルートと同じく開山日の7月10日~閉山日の9月10日までの63日間はマイカー規制が実施されます。規制期間中の富士宮口五合目までのアクセスは、富士山スカイライン沿いの水ヶ塚公園駐車場にてマイカーからシャトルバスに乗り換えるかたちとなります。
駐車場の収容台数約1000台、駐車料金1回1,000円(1時間以内なら無料らしい)
水ヶ塚公園駐車場から富士宮口五合目駐車場までの所要時間は約40分、2016年時点での運賃は、
片道1,150円、往復1,500円(子供半額)と、所要時間と運賃から比較すると、若干須走ルートより割安なんですかねw
吉田ルート
山梨県側からのルートとなる吉田ルートでは、2017年のマイカー規制期間をはっきりと確認することはできなかったのですが、開山期間内、9月10日までは規制されると思って間違いないと思われます。開始日が、先行して山開きとなる7月1日から7月9日まででどうなるか? というところではないでしょうか。こちらは情報が確認でき次第、追記させていただきます。吉田ルートの登山口である、富士スバルライン五合目へのアクセスは、中央自動車道・河口湖ICから富士スバルライン経由で約29km。ですが、マイカー規制期間は、東富士五湖道路・富士吉田IC東側の富士北麓駐車場を利用し、そこからシャトルバスに乗り換えるかたちとなります。
駐車場の収容台数約1,400台、駐車料金1回1,000円。
富士北麓駐車場から富士スバルライン駐車場までの所要時間は約45分、2106年時点での運賃は、
往復1,860円(子供半額)と、ダントツで登山者数が多いので、車の収容台数も一番多いのはうれしいのですが、なぜか、シャトルバス運賃は割高ですね(`^´)
御殿場ルート
御殿場ルートの登山口である、御殿場口新五合目へのアクセスは、東名高速道路・御殿場ICより、富士山スカイライン経由で約18km。御殿場口新五合目付近に3か所の駐車場があります。御殿場ルートについては、例年マイカー規制はなく、2017年もその予定は無いようです。ただし、富士登山駅伝が行われる日は規制されますので要注意です。なお、他のルートでのマイカー規制の影響から、近年、御殿場ルートの利用者も増加傾向ではあるようです。駐車場の収容台数約500台、駐車料金 無料!
2016年の情報ですが、駐車料金無料だったんですね。まぁ、利用者が増えてくれば、駐車料金も有料になっていくんでしょうけど。
さいごに
私もそうですが、日本を代表する山、「富士山」に誰もが一度は登りたいと思うものなんでしょうね。山開きが待ち遠しくて、早速登りに行く方も沢山いらっしゃるでしょう。
恐らく、山開きの日は、7月1日から10日くらい、閉山日は9月上旬というのは、そう大きくは変わらないでしょうけど、今後、いろいろなかたちで「規制」というものは、追加されていくような気がします。
正直、御殿場ルートでマイカー規制が行われていないというのは、嬉しい反面、ちょっと意外でもありました。
ただ、御殿場ルートにも登山者の注目が集まり、今後規制されていくような気もします。まぁ、私のような初心者はまずは選ばないルートですが^^
もちろん、規制といっても、シャトルバス乗り換えを前提として、富士山近くまで車で行くことは可能なので、現状でも問題ないと言えるかもしれませんが、願わくば、運賃をもう少し安くしてもらえると助かりますかねw
山の管理者さんには規制するだけでなく、同時に登山の利便性も向上させていただき、こちら登山者側としては、常に山の環境を保護することを忘れず、互いに協力し合って素晴らしい世界遺産である富士山を守っていけたらと思います。
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